旅するチェリスト水谷川(みやがわ)優子のブログ

2005-07-16 Sat 00:55
オランダにて
ここはオランダ、といってもドイツの端の町から車で15分の町。でも町の人はドイツ語より英語を好んで話します。世代にもよりますが、オランダ人はドイツ語が出来ても敢えて話さない人が少なくない。勿論、歴史のためもありますが、<似て非なる物>の<違い>の部分で崩れない壁を造っているみたいに感じます。
このシュプシュプと聞こえる言語、実際に英語とドイツ語が出来る人は勘を働かせたら、大体なんとなくわかります。それをオランダ人に言ったら、善意を持って伝えても洩れなく嫌われるけれど…
<島国にっぽん>で育った私には、国境を越えると直ぐさま文化も言葉も生活習慣も違う国になる事が未だ新鮮です。車や電車の窓から眺める風景の<空気の変化>は如実ですが、家、木々…景色、人々の顔つきまでが変わってくるのは、まるで魔法の線でも引いてあるかの様。
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さて、到着。さっそく牛のお出迎え…のんびりした、いかにもオランダらしい風景。この牛たち、夜中でも牛舎に戻らず外で草をハムハムしているのを目撃。何か、絶対にスイスの牛やオーストリアの牛と違う事を考えていると思う。
他の国の人たちはオランダ人の事を『変わってる』と言います。悪口というのではなく、確かに一般的にちょっと宇宙人的に何を考えているのか理解しにくい部分があるかも。例えば、あんなに背が高いのに家の天井が低いのも謎のうちの一つ…立ち並ぶドールハウスの様に可愛い家々は、道路から居間が丸見えで、どうみても1メートル90位ある小父さん達が住んでいるとは思えないくらいファンシーです。怪しい。
そういえば以前、原っぱで、夕暮れに50頭程の牛が太陽に向かってスックと立ち、彼らの前に一頭だけが太陽を背にしているのを目撃しました。まるで教祖と信者みたいで驚いたのを覚えています。オランダっぽい。

宇宙人的な要素がある人もいますが、大体オランダの人は爽やかで感じが良い。私の友人、知人の音楽家も風車小屋やチューリップが似合う明るい人が多いのです。
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