FC2ブログ

水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記

コラボで音の旅

昨晩の「旅する 孟仲芳の中国琵琶」コンサートは東京文化会館でした。

こちらは大小のホールともに子供の頃から通った懐かしの場所…
久しぶりに弾かせていただきましたが、やっぱり柔らかい響きで弦にあっています。

巨大な銀色の屏風が特徴の小ホールは、舞台上もなかなかアットホームな空間です。
(ちなみに大ホールは東京バレエ団の「オネーギン」の初日だったみたい。覗いてみたかった!
マネージャーK氏は楽屋近くの廊下でバレリーナの上野水香さんらしき方をおみかけしたそう)

最近は紀尾井ホールなどの長方形ホールで弾くことが多いのですが、こういう半円形の場所も良いですね。
どこに座っても舞台が近く感じられるので、観客としても心地よいホールです。

ちなみに12月8日のアクア・トリニティ公演もこちら!
昨日の舞台で閃いたから、ちと演出にも凝ってみようか…

さてさて、昨晩の中国琵琶(ピパ)と尺八にチェロというコラボレーションですが
実に楽しかった!20100514205541あ
(左からまさに「王子」そして「女帝」(でも孟さん非常に可愛い方なのです)それから…?!)

孟仲芳さんのピパも、藤原道山さんの尺八もそれぞれ本当に色んな音がでて新鮮でした。
これこそ「音色」という感じ。

大らか且つ繊細な孟さんの迫力が炸裂したのは「十面埋伏」(戦場のシーンを現す音楽。馬の蹄の音が!「十面埋伏の計」は三国志に出てきましたよね。)
アンコールの「トゥーランドット」は繊細な中国の子守唄で始まって華やかな「あの」アリアへ…素敵でした。

藤原さんはオリジナル・ソロ曲「空」も良かった。
フルートみたいだったり、日本の笛みたいだったり、不思議な音ですが、これは尺八という楽器の概念を超えた「藤原さんの音」なんでしょうね。
いつか邦楽であのプヮワオ~ンという音も伺ってみたいな。

というわけで二胡の気分を味わった「蝶になる」
藤原さんの編曲による「島唄」(ほんとうに良い曲ですね!)
そしてウスマンジャンの「シルクロードの春」と弾(はじ)けました。

フィールドの違うアーティストの方々と御一緒させて戴くと本当に刺激を受けます。
自分の作っている殻は壊すためにあるんだと気付かせていただく。

作っちゃあ、壊し、かな。

では壊すためにせっせと作らなきゃ。


<続きの一言>

前半のソロではバッハや「鳥の歌」と「チェロらしい」曲を弾かせていただきましたが…
あの場では「文楽」でもよかったかな。

いやいや邦楽のフィールド侵害かしら。

それにしても昨日の「鳥」では弾きながらおじいさんの気分になっていました。
しかも絶対に90歳は越えている感じ。

『全て見た、全て知っている』的な…いつになくヴィブラートもいつもより大きめだったし。

一体なんだったんだろう。
おじいさんが憑依したの?
関連記事
yuko miyagawa

Lorem ipsum dolor sit amet, consectetur adipiscing elit, sed do eiusmod tempor incididunt ut labore et dolore magna aliqua. Ut enim ad minim veniam, quis nostrud exercitation.

Trackbacks

trackbackURL:http://yukomiyagawa.blog5.fc2.com/tb.php/696-9b1bc051
該当の記事は見つかりませんでした。