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水谷川優子のチェロ弾き旅烏日記

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シューベルトのピアノ三重奏

2010/08/23
海のこっち側で
前回の「シューベルトのトリオ」でピンと来る方はよっぽどのクラシック通かも?!と思い

こちらYou Tubeのリンクを貼ってみました。

メロディーを忘れちゃった方、
過去の巨匠たちの演奏を聴き比べたい方、
どうぞ!

ルービンシュタイン&ハイフェッツ&ピアティゴルスキーのゴージャストリオ
これが「百万ドル・トリオ」と呼ばれた伝説的なトリオです。
もともとはフォイアーマン(大好き!)がメンバーでしたが、早く亡くなったので代わりにピアティゴルスキーが入ったのでした。

Jascha Heifetz- Violin
Artur Rubinstein- Piano
Gregar Piatigorsky- Cello

Schubert trio no.1
Ist. Movement

1953 in Rubinstein's house.
ルービンシュタイン家のサロンでの演奏というわけで臨場感たっぷりです。
皆さんのお洒落がステキだわ。。。

これは何の番組なのか、書いていないのでわかりません。
販売されているDVDならば是非買いたい!

それにつけても…
ピアティゴルスキーがジョージ・クルーニーに見えてしまうのは私の目になにか問題が??

それにルービンシュタイン氏がやけに可愛いです。
光のせいか、髪型のせいか、ジョニー・デップのような。。。

実は子供時代に聞いた「逸話」(フォイアーマン亡き後に入ったピアティゴルスキーをいちいち「彼はそう弾かなかった」「彼はもっとエレガントに弾いた」といびり抜いたハイフェッツ)の先入観かもしれませんが、なんか弦楽器2人の掛け合いではバチバチと火花の音も同時に聞こえるような。。。

ルービンシュタイン氏は「百万ドル・トリオ」の名前もお嫌いで、ハイフェッツとはレコードの名前のクレジットの順番も譲り合わなかったそうで。。。

ピアノ三重奏だと通常ヴァイオリニスト、チェリスト、ピアニストの順番で書かれることが多いのですが、私としてはハイフェッツに「年下なんだし、相手は御大なんだから譲れば!」と言いたい。

いずれにしても飛ぶ鳥も落とす勢いのトリオです。

次はイギリス対フランスの戦いがジャンヌダルク時代を思い出させる↓
メニューインとジャンドロン版(1/2) Schubert - Piano Trio No.1 - I. Allegro moderato

Schubert - Piano Trio No. 1 in B-flat Major D898
Yehudi Menuhin (violin)
Hephzibah Menuhin (piano)
Maurice Gendron (violoncello)
1964

Hephzibah嬢はサー・メニューインの妹です。
チャーミング!

ジャンドロンは…なんか画面の向こうから香水が匂ってきそうな濃さです。
いかにも英国人のメニューイン氏とあまりにも違ってツボにハマりそう。

そして、こちら↓↓
コルトー&ティボー&カザルスの栄光トリオ版
Schubert Trio B flat Op 99 Cortot Thibaud Casals Rec 1926

legendary trio of Cortot, Thibaud and Casals play the first movement of Schuberts Piano Trio in B flat Op. 99. (D.898) Recorded 1926

いやあ、ピカピカして楽しいなあ。

いずれにしても、ヴァイオリンの軽さにチェロでチャレンジするのが、難しいところなのですね。

さて!

今から空港へゴー!
一週間、イタリアへ行って参ります。
自宅へ一瞬戻って、その足で北ドイツへゴー!

旅は続くのでした。。。
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Admin: yuko miyagawa
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