ラーさまへお願い

『カイロ、大統領の退陣を求めるデモ激化!』
『負傷者は数百人!!』

この前まで、ちょっと遠くてちょっと近い国だったエジプト。
すぐに連想するのはナイル川、ピラミッド、スフィンクス、クレオパトラにツタンカーメン…そして「王家の呪い」

行ったこともないのに、知っているような気になるのは完全に小説や映画のおかげでした。

王家の紋章
子供のころ姉と読んでいた大河歴史ロマン・コミック。「ガラスの仮面」と並ぶ超ご長寿連載マンガですが、未だに完結してないって…「メンフィス~っ!」
ミカ・ワルタリ「エジプト人」
M夫の◎レコメンド!フィンランド人作家が1945年に出版した壮大な歴史小説。古代エジプト人の生き様がいきいきと描かれたで大ヒット、その後にハリウッド映画の原作となったそう。角川文庫で読めます。抄訳版は「ミイラ医師シヌヘ」地球人ライブラリーより出版)
ナイルに死す
アガサ・クリスティの推理小説。映画「ナイル殺人事件」ではミア・ファローが印象的でしたね。ナイル川クルーズが目に浮かぶ。。。

というわけで実に想像力をかき立てられる国なのですが、
ここ5年ほどヨーロッパでの講習会であちらの若い音楽家と交流する機会が増えており、さらに親近感を覚えていました。

で、なんと2月には講習会の講師として☆祝・初エジプト☆のはずが…
!!!このタイミングでこんなに激しいデモが起こるとはっ!!!

あのムバラク大統領の『全閣僚を更迭し新内閣発足』という緊急演説が完全に火に油を注ぎましたよね。
外国人の私ですら「だからエジプトの若者はあなた(大統領)の退陣を求めてるんだってば!」と呟いたもの…

30年間も国を治めた上に自分の次男(=現在は英国脱出中)を後継者にしようとした82歳の大統領にはすでに民意は通じないのでしょうか…一刻も早く退陣して状況を収めて欲しい。

事態は収束されるどころか、今日2月1日はとうとうエジプト全土での「百万人デモ」という噂…
それに改革を求めるデモが飛び火して暴徒化するのも心配されています。すでに国立エジプト考古学博物館ではミイラが2体も破壊されたようだし…こういう火事場泥棒的行為はいかんっ!ミイラに呪われてしまえ!!

それにしてもカイロの友人たちのことが本当に心配です。

若い音楽家の彼ら、ニュースのとおりインターネット通信の術を奪われたようで現在はいっさい連絡がつきません。男の子も女の子もいつも笑顔でポジティブで気持ちのいい子ばかり。
あの心優しい子たちもデモに参加してるのかな。
危ないことに巻き込まれてないかしら…
IMG_2044.jpg(留学生と出逢ったフィンランドの講習会)

つい先日まであちらの主催者は『2月半ばには治まるでしょう!』なんてのんびり構えていましたが、いまはもちろん渡航禁止状態。

 室内楽で国境を超えるはずだったのに…
 ムバラクさん、どうしてくれるの~

太陽神ラーさま、はやくデモを沈静化して国民の皆さんの平和をお守りください!!
(ついでに奇跡もおこして私のエジプト訪問も叶えてください…)


ぜいぜいはあはあ…
息がきれたところで本日のお知らせです。
◎雑誌「音遊人」2011年3月号にアクアトリニティのインタビュー記事が掲載されました
タイトルは「新時代を予感させるモダン楽器と古楽器の出逢い」です。

はあ。。。お仕事してきます。。。
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Category: Diary コンサート
Published on: Tue,  01 2011 13:39
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