カイロ日記その1

ベルリンから4時間と5分の旅…
金曜日の夜にカイロについて、今日でレッスンも4日目となります。
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(フモス=ひよこ豆のペースト大好き!)

初めてのエジプトでは実に色々なことがあって…毎日楽しくすごしております。
なにしろ驚いてばかりなので友人たちには『ユーコ、また目が真ん丸』と笑われ。。。

そして肝心のマスタークラスはいつも予定数以上の生徒たちがチェロを抱えて待機、なのでレッスン室はまるでお医者さんの待合室のようです(笑)
「はい、次のひと~」という感じで昨日も休憩なしで4~5時間レッスン…
でも、みんなやる気なので私も本当に嬉しく、あんまり疲れていません。(まだ…)


さてさて、お伝えしたいことが沢山!!
なにから始めようか悩むところですが、時系列でちょっとずつ書いていくことにします。


◎まずは「車/交通」
空港に出迎えてくださったのはオペラハウスの方と彼のアシスタント、そして毎日お世話になることとなるドライバーのおじさん(意外に若いかも…チェーンスモーカーでモクモクなので顔が見えないくらい!)。

「タクシー?!」「タクシー?!」と群がるおじさんたちを牽制して、颯爽とマイクロバスへ案内してくださいました。
それからホテルまで約1時間…ちょうどラッシュアワーでしたが、ハイウェイも下の道も聞きしに勝る渋滞は日本の首都圏の比にはなりません。
縦横無尽に走るが車はちょっとした隙間に飛び込んできて交通規制なんてありません。ようは<ぶつからなきゃ>いいのです、ね。
車道の白線はとうの昔に消えているし、速度規制もない?!
それに信号は1個もありませんでした。

<こちらは昨日発見した信号機…あと何秒でミドリになるかカウントしています。もしや、みんなせっかちなの??>Image 30cr


たった10メートルを120キロくらいで走る我らのドライバーには目をむきましたが、30分後には慣れていました。
ーアクセルとブレーキをふんだんに踏んでどんどん進む!ーローマもナポリも越えたスゴい運転テクニックです。

次には、ラリーのように飛ばす車たちの合間を縫って走るバイクの存在に驚きました。
おまけに誰もヘルメットを被っていない!本当にいままで1人も目にしていません。
そして、イスラムの被り物をした女性はオートバイの後ろに横座り~
乗馬するお姫様じゃないんだから、これは危すぎる!
昨日は横座りのお婆さんを載せたバイクに威嚇され、追い越されました。。。

挙げ句の果てに目撃したバイクの4人乗り。
風のように私の鼻先を追い抜いていったバイクの先頭は3歳くらいの可愛い女の子、運転しているのはパパ、さらにママが例の横座りで赤ちゃんを胸に抱いています。
そして、家族全員もちろんノーヘル!

私のアタマはここで飽和状態に…エジプトで起こるすべてをアクセプトしようと思った瞬間でした。

そして極めつけ!一般道路ではこれに+してさらにビュンビュン走る車の合間を人間が歩くのです!!
ええ、走りません。普通の速度で歩いています~
おばあさんも果敢に歩きます。

ううん…これで誰もぶつからない、接触事故が起こらない、これは一番スゴいことですね。
友だちに(日本人)言わせると「偉大なるアラーのご加護でしょう」だそう。
きっとそうだ。

◎「車その2/クラクション」
縦横無尽に走る車だけでも、めまぐるしいのですが、クラクションがすごい。
さまざまな音程でありとあらゆるリズムで鳴らしまくります。
まるで音の洪水、大音響でシンフォニーを演奏するオーケストラの真ん中にいるかの如く…

カイロ生まれ育ちの美女フルート奏者Aちゃんの説明によると
『「タタタータタッタター」は I Like Youなのよ」ですって。
車たちが本当に喋っているみたいなのですよ。

◎「ホテル/カギ」
オペラハウスが予約してくださっていたのは有難いことにスイートだったのですが、手違いで1人一部屋のスイートでマークと別な部屋に…
『2人一緒にしてね』と言ったら大きな寝室2つにお風呂2つ、リビングルーム付きという4人用のスイートになりました。
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とっても有難いのですが、普通に2人で住めるスイートってないのかな??

そして、先ずはこれ。
謎のチェーン。。。
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(こちらはマークの手)

「うーん、どうやっても届きません~」
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◎「ホテル/ウェディング・ブブゼラ」
こちらの金曜日は私たちにとっての日曜日みたいなものだそうで、例の車でやっとのことで着いたホテルでは派手にウェディングパーティーをやっていました。
入り口のレセプションから全てのレストランからカフェから…賑やかな音楽と着飾って踊りくるう人々(主におじさんたち)で大騒ぎ、本当に「お祭り」という賑やかさです。

ん?なんだか懐かしい音…あのサッカーの応援で耳馴染みになった(?!)ブブゼラにそっくりな音質の管楽器が何本もでメロディーを吹いているじゃありませんか!

おめでたいことなので、こちらも華やかな気分になってホテルのダイニングへ。。。
しか~しブブゼラ的な音はどこまでも追いかけてきて、残念ながらまともに話しもできないほどの煩さです。
こちらは「耳が商売」なので、そうそうに休むことにしました。

そしてあちこちで踊る人々の合間をすり抜けてやっとのことでエレベーターへ。
私たちの階についたら、廊下のソファーでなんと疲れきった若い花嫁さんが付添人に看病されていました。
お気の毒に。。。でも人生イロイロだから頑張って~!!


◎「ホテル/水」

ホテルの規約を読むのが趣味のワタクシ、ちゃんと「水道の水は飲まないでください」と書いてあります。
飲むも飲まないも、ものすごいプールの香りです!!
洗顔&歯磨きはもちろんミネラルウォーターで。
水が悪くてお腹を壊すというよりは消毒液にやられそうですが、さきほど日本大使と電話でお話していたら切り際に『じゃあ、水に気をつけてくださいね』と仰っていました。

う~ん、やっぱり?

フィンランド人若手ピアニストのトゥオマスくんは早速に何か(!)にお腹をやられて昨日は1日寝込んでいました。
食べ物だと言い張っていますが…敵はなんだろう… 怖いなあ。

というわけで、自分の手を近づけるとプールの匂いがします。


おっと、レッスンに行く時間がきました。
また書き溜めてアップしますね。
ホテルのワイヤレスが使えないときも多々あるのです。

風向きかもしれないな。。。(嘘です)
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Category: Diary コンサート
Published on: Tue,  27 2012 23:22
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