2008.08.14

<残暑お見舞い>申し上げます!

  皆さま、お元気にお過ごしでいらっしゃいますか?20080814094319.jpg

残暑と言いながらも、例によって日本の夏は真っ盛り。。。勿論、まだまだ続きそうな暑さであります。

 私は昨日、無事にフィンランドから戻りました。
が、コペンハーゲンでの乗り換えでは機体の問題で出発が3時間も遅れ…(空港からリハーサルに走った前回の便でなくて、本当に良かった!)爽やかな朝方に成田到着の予定が、お昼時の一番暑い時刻に着陸。

久々の本格的な暑さに思考能力もあっけなく融けてしまい、昨日は何も出来ずにバタンQ。

 今日は1日休みのパッキング日、時差で早起きした(6時くらいから威勢良く始まった蝉の大合唱に叩き起こされました。。。ジージー、ミンミン、カナカナの混声3部合唱!?)ので鎌倉駅まで歩いてみたところ。

<20080814100126.jpg
いつも通り抜ける鶴岡八幡宮では蓮の花が見事でした。
20080814100625.jpg大きな揚羽蝶が散歩に付いてきた若宮大路。

また、フィンランドでの写真もアップ致しますが、野外のコンサートで寒さのあまり、セーターに分厚いジャケットを着込んでいるものもあります。今日の肌感覚では思い出せない寒さです。


歩くと汗ばむ、湿気が高く厳しい日本の夏なのですが、それはそれで今は楽しく味わっております。
冷夏も心細いですものね。

さてと、明後日からの関西には何を持って行こうかな。
  
  分厚いジャケットだけは不必要そうですね。。。




2008.08.10

ラウマ音楽祭・真っ直中!

ラウマ音楽祭のミニ中継を!

こんな町でIMG_4196rauma.jpg
毎日毎日コンサートです。

今日は音楽祭の6日目、今さっき午後のコンサートを終えて束の間の休憩中!

おかげ様でチケットは完売御礼、今年が音楽祭の創立25周年ということもあって、初日から今回は大盛況なのです。
IMG_4190rauma.jpg
IMG_4193rauma.jpg

↑写真は大好評だった、ヨーロッパユニオン室内オーケストラとのヴィヴァルディの2台チェロ協奏曲の共演後、フィンランド若手ナンバーワン・チェリスト、マルコ・ユロネンと。IMG_4228rauma.jpg仲良しの3人組、真ん中が素晴らしいクラリネット奏者のトゥーリアはマルコの奥さま、右はフィンランド若手アーティスト人気ナンバーワン・バイオリニストのエリナ!

あ、もうリハーサルの時間、行かなくちゃ!

明日は瀟洒なヴィラで音楽祭の最終日を迎えます。

私はコダーイの二重奏とベートーヴェンの弦楽三重奏にヤルネフェルトの子守唄を演奏、しかも最後の最後にはヴィラの庭園、明日になって野外に展示される作品(どんな作品なのか前知識は一切なしです。。。)に対して、即興演奏もすることになっています。
さて、果たしてどうなることか!?

ではでは、また御報告を!!

2008.08.01

シェスタ抜きの南国→トナカイさんの森へ

ふっっっっっっっっっっ復活っ!!!!

      先ほど、やっとMacBookが復活致しました。

昨日バルセロナからベルリンへ戻って、Mac専門家の診療所へ直行!!
そして可愛いMacBook君は先ほど黄泉の国から戻って参りました。
本当に突然気絶したMacBook君ですが、完治して良かった良かった。

 Macのお医者さま曰く

『中のディスクが詰まって壊れていました
壊れた理由?
特にはありませんよ
こういうことは未然に防げやしませんので、コマメにバックアップしておきましょうね〜』

だそうです…


。。。。。。とにかく前回の記事アップから色々とあって、急遽、講習会のレッスンをすることになったり、暑い南国でシェスタ抜きでひた働いておりました。


 ーあまり英語が出来ない(そして私はスペイン語とカタロニア語が全然出来ない。。。)
でも非常に音楽的なカタロニアの女の子を教えるの図ーIMG_4123カタロニア
人差し指で魔法にかけている?!
IMG_4124カタロニア
 これは生徒の弾き真似をしているところでありましょう。


 押し強くイタリア語も使ってみましたが、最後は殆どボディランゲージの世界?!

  音楽が世界共通語で良かった。。。
結局、何語でも教える内容は変わらないわけですものね。



 最終日のみ、午前中ゆっくり出来ました。
IMG_4130カタロニア本当にジリジリと痛いのがスペインの日差し。日本の湿気を含んだ暑さも厳しいですが、真昼の陽の下で10分歩くと夜まで体の中に熱が籠ったまま。。。

ここではシェスタが必要不可欠なわけだ、と。

生っているのは美味しそうなオリーブ。まるで梅のようです。IMG_4136.jpg
 これは天使の彫像が美しいコンサートホール↓IMG_4111カタロニア天井が高ーーい。それに石なので、まるでお風呂場のようにワンワンと響きます。

 欧州内にはこういう響き過ぎるホールが沢山ありますが、そういう時はヴィブラートを最小限に留め、弓もアクセント付け目に発音をはっきりさせます。
(デッド(響かない=響かなさすぎる)なホールで苦労することがある日本とは逆ですね)IMG_4113カタロニア
なので耳が慣れる為にも、ホール練習は大変重要。
さらに、お客様が入ると響きはまた変わるのです。。。
IMG_4116カタロニア
ビオラのヴァンサンとチェロ仲間ラウレンティウと。

下記の写真はカタロニア作曲家J.VILAPRINYO氏の初演本番直後。「リチャードのための16弦のメモリアル」という去年急逝なさったチェリストに捧げた、3本のチェロと1本のコントラバス(合わせて16弦)という編成で書かれた美しい作品でした。

左からラウレンティウ、コントラバスのアンドリュー、チェロのリト氏と。
IMG_4119yuko.jpg


さてさて今回の音楽祭の目玉であったメンデルスゾーンの弦楽八重奏ですが、リハーサル中に突如、8人の奏者が全員違う国籍なのに気付きました。

<バイオリン>
フィンランド人のマーク
ドイツ人のアネッテ
イギリス人のマギー
アメリカ人のティム
<ビオラ>
オランダ人のエミールおじさん
フランス人のヴァンサン
チェロ
ルーマニア人のラウレンティウ
日本人のワタクシ

音楽家たちの響宴である音楽祭に好んで弾かれるメンデルスゾーンのオクテット<略してメンオク>ですが、このように見事に8カ国集まるのは珍しい。

で、コンサートは大盛り上がり、生徒に煽られた大人たちも全員立ち上がってのリズム拍手に圧倒されて、最後にもう一度超最速の4楽章をもう一度弾く事に。。。
IMG_4121yuko.jpg
コンサートの熱が覚めやらぬうちにオクテットで写真を撮ろうとしたところ一人足りません。

なので無理矢理にコントラバスのアンドリューにメンバーに入っていただきました。


さて、いなかったイケナイ人は誰でしょう?

IMG_3703.jpgエミールおじさんでした。。。




さ、明日からフィンランド、空港からリハーサルに直行して、月曜日から一週間連続コンサート、音楽の響宴の始まりです!

では、また!!

Tag : チェロ カタロニア クラシック フィンランド

2008.07.26

CERVERA便り <あんのじょう>

皆さま、日本は非常にお暑いとのこと、お元気でお過ごしでいらっしゃいますか?

 
  ワタクシ、未だスペイン、カタロニアにおります。音楽祭であります。。。
こちらは…案の定の事件勃発致しました。


「スペインではいつもコンピューター事件が起こり、日本語でのメールは滞り、ブログ記事のアップが出来ない」とぼやいたら、その通りに!!

 不吉なことは考えない方が良いみたい。どうも不幸を呼んでしまったらしい、です。

MacBookが泡吹いて爆発寸前。。。で、本当に気絶してしまいました。まだ新しいのに、どうゆうこと?!!

   酷使し過ぎかもしれません。。。

今回この信じがたい状態になった可哀想なコンピューターはM夫のもの。私のMacBookは日本でお休み中です。

で、もちろん、この町に2軒あるインターネットカフェ(名前だけ)の1つはコンピューターが日本語の解読できず。。。もう1つは読めるものの書けず。。。メールの返事もローマ字でした。

 今これを書かせていただいているのは音楽祭で共演するバイオリニスト、ティム君の命とバイオリンと同じくらい大切にしているMacBook。。。アメリカ人として普通に<どこでもワイヤレス>を期待していたティム君、もちろん、ここ周辺では『え?ワイヤー??』という感じで、最初の十日間はワイヤレスおろか、ケーブルすら無い状況で意気消沈していた彼ですが、数日前に町中で<奇跡のスポット>を発見して以来、すっかりお元気。その姿は砂漠でオアシスを見つけた遭難者のようです。

さて、ここは音楽祭&マスターコースなのですが、私は演奏するだけなので、リハーサルの他は講習会に参加している子供たち(管楽器も含めると生徒数は有に120人を超える規模です。生徒のメインはスペイン人で、あとはドイツ、アメリカ、フランス、と結構国際的です。参加者の年齢は8〜30歳くらい。平均年齢は19、20でしょうか)に混じって練習しております。

 練習していると、通りがかりの生徒が覗き窓でチェックしていったり、なんか学生時代に戻ったような気分。

 毎日、新鮮でござります。

今日は明後日の、スペインの作曲家の作品初演(チェロ3本とコントラバスの四重奏!)とメンデルスゾーンの八重奏というコンサートのリハーサル。

 合間に8月のラウマ音楽祭のプログラムを練習しています。いつの間にか、音楽祭最終日、最後のコンサートの後に現代作家(多分、空間芸術。。。)とのコラボレーションで即興独奏するのが、結構大きなイベントになっているし、今のうちに色々磨いておこうっと。

IMG_4016yuko.jpg
 さて、写真はバルセロナの空港から直行し、一週間缶詰になったヴィラの庭から撮ったもの。<ピレネーの前>と呼ばれる山脈の麓にあるのです。(知人のカタロニア人ご夫婦の週末の家ですが、中のインテリアーが「エル・デコール」から抜け出たかのようにスタイリッシュでシンプル、しかも機能的で感動しました。)

 
IMG_3676yuko.jpg
 で、ここに住んでいる猫の親子と仲良くなって毎日遊んだわけです。IMG_3747yuko.jpg
        かっ!可愛いすぎっっ!!

 ーネロオくん、君のことは一時も忘れていませんよー



  この山の向こうはアンドラ!ある晩、リハーサルの後にドライブしましたが、なかなか不思議な場所でした。

 そこで沢山撮った写真は、もしコンピューターがベルリンのドクターのもとで蘇生したら。。。お目にかけましょう。。。ね。。。
 


  そうそう、ちなみにワタクシ、何百年ぶり(?)に夏風邪というものをひいておりました。暑いスペインの太陽の下で一人、風邪をひくというのも物珍しい現象で。。。皆さま、お大事に!!

2008.07.22

カタロニアの山の上からタイムカプセル

過去の私から未来への手紙。。。


  ーこれは予約投稿ですー

なにせ、毎回毎回カタロニアに来ると何か事件が起きて(もちろんインターネット事情もあまりよろしくない)ブログの更新が滞る。

 なので、それを見込んでのタイムカプセル日記、というわけであります。


今いるのは、バルセロナから車で2時間ほど離れた山の上、のはず。
缶詰合宿状態で練習&リハーサルに追われている、はず、です!

写真は初めて私の心の聖地<カタロニア>に来た2005年にモンセラートを訪ねたときのもの。インターネット問題が勃発し、当時オンタイムでのブログアップを断念したのを覚えています。
CIMG0112モンセラ2

灼熱地獄で暑かったけれど、吹き渡る風に神聖な気持ちになったのは、昨日のように覚えています。

CIMG0382モンセラ3
修道院の中を特別に案内していただいて、少年たちの住処も拝見したり、学区博物館や、古い図書館にも感激したなあ。

(国は違いますが<薔薇の名前>ぽくてワクワクしました)


CIMG0057モンセラ
神が住む山々。。。CIMG0106モンセラ

では、また!!!

今月中はスペインで音楽漬け、です。

お互いに暑さに負けないで、頑張りませう!

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